それでも全然処分が追い付かないんです。
今、処分対称の10万頭のうち、20日間で処分が終わったのは1万頭にも届きま
せん。 今1日の処分頭数が千頭。毎日発症する頭数の方が圧倒的に多いんです。
感染した牛は 毎日10億個、豚は5兆個のウイルスを撒き散らします。
感染拡大が止まりません。 4月末に発症した友人の農場では、今のペースでは
5月内に処分出来るかどうかと言った所です。 全て殺されてしまう。
それでも弱れば排出するウイルスが増える。だから、殺されるのがわかってても、
毎日餌をやり、ビタミンをやり、あらゆる手を尽くして少しでも牛を健康に保とうと
してます。 でも、農場全ての牛に 広がり、弱い子牛から次々に弱り、 死んでいき
ます。 死んでも処理業者も出入りできないため、死体の上に大量の石灰を
乗せても、腐敗し異臭を放ち始め、 それでも親牛は 自分の子を一生懸命舐め、
石灰を落とそうとします。 消毒剤の不足から、本来は牛に使わないような強い薬を
大量に毎日浴びせられ、牛は 毛が抜けぼろぼろになっていきます。
そんな中で、自分の家族同然の牛を 殺す事も出来ず、飼い続けなければならない
んです。 また、保健所や獣医師が殺 処分現場に集中せざるを得ず、発症が
疑われる農場の検査も出来ず、 テレビや報道では50件80000頭となっていますが、
把握してるだけで発症の疑いがあり検査待ちの所があと40農場あります。
とにかく人手が足りないんです。 もう殺処分が追い付かないんです。